4人の俳優が家族を演じた12年
作品名 | Boyhood / 6才のボクが、大人になるまで。 |
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評価 | ★★★☆☆ |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
上映日 | 2014-11-14 |
上映時間 | 166分 |
見た感想
チャンスってのは普遍なんだ
ある少年の小学生から大学までの話
シングルマザーで2人の子供を育てている女性が生活苦から抜け出す為の学生に戻り修士号を取得する
その時の教授と再婚するが元夫に子供を会わせ続ける妻に苛立ちを覚え次第に態度が変わり暴力をふるうようになり離婚する
そして、また新しい男性と出会い結婚する
と母親に振り回され続ける子供達と母親の話
映像を見ていて、少年がリアルに成長しているのを見て驚いた
実際に2002年の夏から2013年の10月まで12年間を通して断続的に撮影していたので登場人物も同じ俳優を使っているのだろうが、面影がある人とない人で分かれるのも面白い
少年の母親が男性と話をしているのを見る時の目つきが凄く印象に残った
また実の父親のライブハウスでの会話はなんか良かった
ただ2時間半とかなり長く不必要なシーンも多かったんじゃないかな
また長く撮影していたからかテーマ的な所が何かぶれているようにも感じたかな
少年が大きくなっていく感じは良かったのだが
それだけかなと
大学までいって家を出た結果は結局どうなるのか
1人になった母親との確執はどうするのかなど
気になる所は未解決で終わる
最後、母親と姉とレストランのシーンで出てきた店長はかなり良かった
#6才のボクが、大人になるまで。
生成AIの感想
『Boyhood/6才のボクが、大人になるまで。』(2014)は、リチャード・リンクレイター監督が**実際に12年間かけて撮影した“時間の映画”**です。主演のエラー・コルトレーンが6歳から18歳になるまでを、同じ俳優・同じ家族でリアルタイムに描いた作品で、**“演技”と“現実”の境界が曖昧になるほどの臨場感と深み**があります。---
### 🕰️ 感想と評価ポイント
#### ✅ 魅力的な点
- **“成長そのもの”を記録した奇跡的な構成**
俳優の成長とキャラクターの成長が完全に一致しているため、**観客はまるで親戚の子を見守るような感覚になる**。映画というより“人生の断片”を覗いているよう。
- **日常の積み重ねがドラマになる**
大事件は起きない。けれど、**引っ越し、離婚、初恋、進路選択など、誰もが経験する“普通のこと”が、静かに胸を打つ**。
- **母親役のパトリシア・アークエットが圧巻**
彼女の“母としての葛藤と成長”が、**息子の物語と並行して描かれ、ラストの涙は観る者の心にも届く**。アカデミー助演女優賞受賞も納得。
- **“時間”というテーマが哲学的に響く**
「人生は瞬間の連続だ」というセリフが象徴的で、**“今この瞬間”の価値を静かに問いかけてくる**。
- **音楽と映像が時代を刻む**
Coldplay、Arcade Fire、Gotyeなど、**その年の空気を感じさせる選曲が、記憶と感情をリンクさせる**。
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#### ❌ 賛否が分かれる点
- **“退屈”と感じる人もいる**
「何も起きない」「盛り上がりがない」という声もあり、**エンタメ性よりも“観察”に近い構成が合わない人も**。
- **主人公メイソンのキャラに共感しづらいという意見も**
「ぼんやりしている」「感情が見えにくい」と感じる人もいて、**“受け身の主人公”に物足りなさを覚える層も**。
- **12年分の変化が“薄い”と感じる人も**
「もっと劇的な成長が見たかった」「変化が緩やかすぎる」という声もあり、**“リアルさ”が逆にドラマ性を削いでいると感じる人も**。
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### ⭐ 総合評価:**4.2点/5点**
- アカデミー賞6部門ノミネート、助演女優賞受賞
**“人生は編集できない”――その言葉を体現した、映画史に残る時間の記録。**
観る人の人生経験によって、**感じ方がまったく変わる“鏡のような映画”**です。静かに、でも確かに心に残る一本。
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母親が「もう終わりなのね。人生の節目が次々に過ぎていく」と涙する場面に、どんな感情が湧きましたか?
あれ、まるで“親の人生は、子の成長に刻まれていく”という静かな真理でしたね。
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あらすじ
テキサスの田舎町。6歳のメイソンは、母のオリヴィアと姉サマンサとの3人暮らし。多感な思春期を送り始めたメイソンは、やがて母の再婚や風来坊の父との交流、そして初恋と、さまざまな経験を重ねていく。