20年前に別れた夫から送られてきた小説。それは愛、なのか復讐なのか
| 作品名 | ノクターナル・アニマルズ |
|---|---|
| 評価 | ★★★☆☆ |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
| 上映日 | 2017-11-03 |
| 上映時間 | 116分 |
見た感想
考察系映画
主人公は裕福で理想的な生活を送っていたが夫婦仲は良くなかった
そんなある日、元カレから小説が届く
１回見ただけだと深く理解が出来ずあまり面白くなかった、つまらないという印象で終わってしまう作品
考察を見てその後再度見ると面白さが鮮明になっていく、そういった映画です
小説内の序盤で人気がなく携帯の電波が入らない道路で絡まれるシーンは本当に胸糞が悪く
希望を持ちたくなる主人公の気持ちは痛いほどわかる
目を覆いたくなるシーンが多くリアリティがあったが、この妻と娘を助けられなかったシーンが伏線になるとは思わなかった
小説のなかと現実のなかの物語で色々と共通する内容を見つけるごとに理解が深まっていく
純粋にこの小説だけのシナリオは面白くなく、ターゲットは元カノに送ったという認識で良いのだろうがどうしても、序盤の「紙で指を切るシーン」をあえて入れた意味を考えると誰が小説を書いたのか？と言うポイントにいきつく人もいるかもしれませんね
ただ、こういった考察系映画は今はあまり受け入れられないような印象があるので評価は低い人が多いかもしれません
#ノクターナル・アニマルズ
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『ノクターナル・アニマルズ』は、トム・フォード監督が手掛けた2016年公開の心理スリラー映画で、スタイリッシュでありながら心に重く響く物語が特徴です。この作品は、現実と虚構が交錯する巧妙な構成で進行し、登場人物の深い感情や葛藤が繊細に描かれています。主人公のスーザンが元夫から送られた小説を読む中で、自らの過去と向き合う姿が展開の核となります。映像美と演出のセンスが見事であり、トム・フォードのデザインに対するこだわりが随所に感じられます。また、エイミー・アダムスやジェイク・ジレンホールなど、キャストの演技が非常に力強く、物語の緊張感を引き立てています。一方で、暴力的なシーンやダークなテーマがあるため、観る人によっては感情的に重たく感じることもあるかもしれません。
私の評価としては、5点満点中**4.5点**です。ストーリーの深みと映像美、キャストの演技が非常に印象的ですが、テーマの重さから万人受けする作品ではないかもしれません。それでも、観終わった後に色々と考えさせられる、強く心に残る映画です。
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あらすじ
仕事で成功しながらも、夫との生活に空虚さを感じているアートギャラリーのオーナー。彼女のもとに20年前に別れた元夫から小説が届く。彼が書いたというその原稿の衝撃的な内容に、女の心は揺さぶられていく。
