この国には牙のない男が増えすぎた
作品名 | 孤狼の血 |
---|---|
評価 | ★★★★☆ |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
上映日 | 2018-05-12 |
上映時間 | 125分 |
原作 | 小説 |
見た感想
血湧き肉躍る、男たち渇望の映画
やくざとズブズブの刑事の過去の犯罪を暴くよう送り込まれた新人刑事
事件の真相を知っていくと思いもよらない全貌を知る
最初はよく居るヤクザのような悪い刑事がなぜこうも自由に警察署内で暴れつづけているのか?と言う疑問からその人を知り色々な事件を追っていくなかで理解していく
やはり見どころはガミさんが亡くなってからの展開でしょう
ミイラ取りがミイラにと言うセリフがこれまた滑稽
最後の車の中で立場が逆転したのが、まさに後継者と言う感じ
暴対法が成立していない時代だからこその作品
これは面白かった
生成AIの感想
『孤狼の血』(2018)は、白石和彌監督による**実録風の警察×ヤクザ映画**で、昭和末期の広島を舞台に、暴力団抗争と警察内部の腐敗を描いた骨太な作品です。主演は役所広司さん、松坂桃李さん。柚月裕子さんの原作小説をベースにしています。---
### 🔥 感想と評価ポイント
#### ✅ 魅力的な点
- **役所広司の圧倒的な存在感**
型破りなマル暴刑事・大上章吾を演じる役所さんがとにかく強烈。暴力的でありながら人情味もあり、まさに“孤狼”の名にふさわしいキャラクターです。
- **松坂桃李の成長物語**
最初は正義感に燃える新人刑事だった日岡が、大上の影響を受けて変化していく過程が見応えあり。ラストの“継承”の描写は鳥肌ものです。
- **暴力描写のリアルさと緊張感**
豚の糞を食わせる、真珠を取り出す、トイレでの首切りなど、**容赦ないグロ描写**が連続。R15+指定も納得の過激さですが、それが物語のリアリティを支えています。
- **昭和の広島の空気感**
ロケ地の呉市や広島弁のセリフ回しが、時代と土地の空気を濃密に再現。『仁義なき戦い』へのオマージュも随所に感じられます。
#### ❌ 賛否が分かれる点
- **原作との乖離**
原作ファンからは「人情の描写が削られている」「キャラの掘り下げが浅い」といった不満も。
- **暴力と下ネタの過剰さ**
「やりすぎ」「不快」と感じる人もいるほどの描写があるため、万人向けではありません。
- **セリフが聞き取りづらい/登場人物が多い**
広島弁や早口のセリフ、複雑な組織構造に戸惑うという声も。
---
### ⭐ 総合評価:**4.2点/5点**
**“暴力と正義の境界線”を描いた、現代の実録ヤクザ映画の傑作。**
役所広司の怪演と松坂桃李の変化、そして白石監督の演出力が光る一作です。グロ描写に耐性がある方には、ぜひ観てほしい一本。
---
大上の「毒を持って毒を制す」的な信念にどう感じましたか?
あの“継承”の瞬間、痺れましたよね。
Twitter(X)やってます
Tweets by netflix_rank5
見た映像作品のランキング
今まで見た事のある582件の映像作品で絶対に面白い作品をリスト化。
↓↓こちらをクリック↓↓
youtube
あらすじ
昭和63年。広島の地方都市・呉原では、2つの組が一触即発の状態で睨み合っていた。その一方の関係者が行方不明となる中、新米刑事・日岡秀一が呉原東署に赴任する。ほどなく暴力団絡みの事件が発生したことで、彼は凄腕ながら黒い噂が絶えないベテラン刑事・大上章吾と共に暴力の世界に切り込んでいく。